【賃貸でも収納を増やす】DIYでハンガーラックづくりにチャレンジ!(Part1.材料の調達編)

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こんにちは、現役エンジニアの inno_tech です。

モノづくりに興味があり、2×4材を使ったDIYにチャレンジしてみました。
これからDIYにチャレンジしたいという方は参考にしてください。

今回はラブリコというアイテムを使って、ハンガーラック付の棚を制作します。
壁や天井を傷つけないので賃貸物件でも利用可能です。

本記事では、まずは構想と材料の調達までをまとめました!

もくじ

DIYハンガーラックの構想

エンジニアらしく、3D CADで図面設計してみました。
設計はFree CADというオープンソースのアプリケーションを使っています。
今回は画像にあるように2×4材を2本支柱として、
棚を上下に2段、92cmのハンガーパイプで構成しています。

こうして事前に設計することで、材料の見積もりや構造的欠陥を事前検討できるのでおすすめです。

3D CADですが、私自身本業はメカ系ではないので初めて触りました。
それほど複雑な知識は必要なく、基本的な設計であれば自力でできそうです。
慣れればだれでも扱えると思うので、今後はFree CADの使用方法も紹介していけたらと思っています!

無償のFree CADについてはこちら

 

最終的な完成系はこちらです。
ハンガーラックの上側は小さめのバッグ等を置くスペース
クローゼット代わりのハンガーラック
よく使うものや着たものを畳んで置いておける棚を用意しました。

 

材料の調達

支柱の準備

支柱は「ラブリコ」と「2×4材」を使ってつくることが可能です。
壁や天井を傷つけないので賃貸物件でも利用可能です。
どちらも大型のホームセンターで購入できます。

ラブリコ 2×4 ADJUSTER

こちらが「ラブリコ 2×4 ADJUSTER」です。
2×4材の上下にかぶせ、ネジを回して突っ張ることで支柱を作ります。
支柱1本あたりの耐荷重は約20kgと言われているので、過重にならないよう注意しましょう。

類似商品として、「ディアウォール」「ウォリスト」等があります。
自分の好みに合うものを選べばよいと思います。


 

SPF 2x4材

SPF 2×4材 は38mm x 89mmのサイズで規格化された木材です。
長さはF(フィート)という単位で様々なものがありますが、天井高までカバーできるものが必要です。

ラブリコを使用する場合は、
 必要な長さ = 床~天井までの長さ – 95mm 
とする必要があります。

2×4材はホームセンターで取り扱いがあり、好きな長さにカット注文をすることが可能です。
一度店員さんに相談してみてください。
必要な長さの支柱を2本用意しましょう。

私の近所では 2×4材 8F(長さ2440mm) 700円程度で入手できました。
2m程度の長さであれば、普通車に乗せて自宅に持ち帰ることが可能です。
持ち帰りが一番大変なので、自宅への搬入経路を確認しておきましょう。
自分で運ぶのは大変、という方は”2×4材とラブリコのセット販売”もあります。

棚部分 の準備

棚板 ゴム集成材

棚板は「〇〇集成材」と呼ばれるものを使用するのがおすすめです。
〇〇の部分には木材の名前が入り、今回はゴム集成材を使用します。
ゴムは硬くて加工がしづらいですが、割と低価格で木目がきれいにでるため採用しました。
ゴム集成材はネットで探し、幅910mm x 奥行 600mm x 厚さ 20mm  を 5,150円で購入できました。
奥行を半分にカット依頼し、 幅910mm x 奥行 300mm x 厚さ 20mm x 2枚 とします。
オイルで仕上げれば、このような美しい木目になるのでおしゃれ感がぐっと上がります。

より低コストに抑えたければ、「パイン集成材」「アカシア集成材」あたりは、
ホームセンターで格安入手が可能で、木材も柔らかいため加工しやすいためおすすめです。
amazonでも一部取り扱いされています。

 

棚柱(チャンネルサポート) の準備

棚板 を支えるための支柱は、「棚柱」とか「チャンネルサポート」という呼ばれ方をしています。
棚柱に専用のブラケットを差し込むことで棚板を支えます。
設置後も自由に高さが変更できるという点がメリットです。
高さを変えないのであれば、L字ブラケット等で棚板を固定する方が安く済みます。

今回は、
ロイヤル社の棚柱「ASF-1 600mm x 2本」「ASF-1 900mm x 2本
棚柱用ブラケット「A-32/33 長さ250mm x 2セット」のホワイト色を購入しました。
ショップによっては棚柱を2×4材に固定するビスが別売りなので購入を忘れずに。

棚柱 ASF-1 の写真。

ブラケット「A-32/33」を棚板にネジ固定し、棚柱に差し込めば棚が完成します。

棚柱は色々なメーカーが製造しているのですが、
基本的に棚柱とブラケットは同じメーカーのものを使用する必要があることに注意してください。

棚柱とブラケットはこちらから購入できます。

 

ハンガーパイプの準備

ハンガーパイプ

ロイヤル社では、棚柱と組み合わせ可能なハンガーパイプ、ブラケットが販売されていますのでそれを採用します。

ハンガーパイプ「HB-25 920mm/25φ」 x 「FPB Hバーエンダーポイント25φ用」
 ⇒ パイプの両端は切りっぱなしなので、エンダーポイントというカバーも購入したほうが見た目がよいです。
⇒ パイプの直径は25mm以外にもありますので、耐久性を考えて好きなものを選んでください。

ハンガーブラケット「A-79S 250mm」
⇒ 色々なサイズがありますが、壁にハンガーが付かない長さを選びましょう。
⇒ また、バーの直径と合うタイプのものを購入してください。

商品はこちらから購入しました。

 

DIY用ツールの準備

木材用オイル と 紙やすり

木材は「 やすりがけ x オイルフィニッシュ」で風合い、手触りが段違いになります。
手間はかかりますが、DIYerとしては必須と考えております。

オイルは色々なメーカーがあるので自由ですが、
今回は「ワトコオイル(ナチュラル)」を使用します。
色付きのオイルもあるので、様々な風合いが楽しめます。

紙やすりは 「150番(粗目)/400番(中目)/800番(細目)」 というように3種類以上は準備します。
⇒ 番手の低い目が粗いやすりから徐々に番手を上げて仕上げていきます。

ワトコオイルはナチュラル以外もさまざまなカラーがあるのでお好みで選んでください。

 

水平器

2×4材をまっすぐ立てたり、チャンネルサポートを正確に取り付けるうえでマストなアイテムです。
DIYの品質を支えてくれる大事なツールです。

電動ドリル/ドライバー

下穴をあけてからねじ止めする必要があるため、電動ドリル/ドライバーのセットを購入しましょう。
私は、「ボッシュ(BOSCH) コードレス電動ドライバー IXO5」 を使用しています。

 

定規(長尺なもの)

棚柱の位置決め等で使います。
L字型の方が色々と使い勝手が良いですが、メジャーや普通の定規でもまぁ何とかなります。

以上で材料/ツールがそろいました。
次回は実際に購入した木材をDIYしていきます。

いかがだったでしょうか。
ほかにも役立つ情報が他のページにもあるかもしれません。
ご覧いただいても、ご覧いただかなくてもどちらでもどうぞ!

続き ⇒ 【賃貸でも収納を増やす】DIYでハンガーラックづくりにチャレンジ!(Part2. 木材の下処理編)
続き ⇒ 【賃貸でも収納を増やす】DIYでハンガーラックづくりにチャレンジ!(Part3. 組み立て編)

 

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