こんにちは、現役エンジニアの inno_tech です。
ブログやHTMLファイル内でGoogle Mapを表示する方法をお探しでしょうか?
本記事はWordPressで動作確認を行っています。
Google Map埋め込みに必要なステップ
Google Mapの埋め込みに必要なステップは2つです。それぞれ順を追って説明していきます。
- Google Mapで好きな地点を検索し、地図埋め込み用のHTMLをコピー
- コピーしたHTMLを、自分のブログやHTMLファイルに貼り付け
正しく埋め込みできれば、下にあるように地図を埋め込むことができますよ。
Google Mapから埋め込み用のHTMLをコピー
はじめにGoogle Mapにアクセスし、好きな地点を検索します。
検索結果の詳細画面で、「共有」ボタンが表示されるのでこれをクリックします。
すると共有ウィンドウが開くので「地図を埋め込む」タブを開き、「HTMLをコピー」の部分をクリックし、クリップボードにコピーします。
地図の埋め込みサイズは左側のリストボックスから変更できます。
以上でGoogleMap側の作業は終了です。次に、ブログ(WordPress) にこのHTMLを埋め込む方法を説明します。
HTMLを埋め込む
WordPressの投稿画面でHTMLを直接埋め込みます。
ブロックエディターを使用している場合、「カスタムHTMLブロック」を追加します。
追加されたブロック対し、GoogleMapでコピーしたHTMLを貼り付ければ完了です。
クラシックエディターの場合、直接HTMLコードを編集できるので、コピーしたHTMLを追加したい場所に貼り付ければOKです。
地図の見た目をカスタマイズする
最後に、地図をグレースケールで表示するといった見た目をカスタマイズするテクニックを紹介します。
例えば、グレースケールフィルターを適用した例がこちらです。
モノトーンなWebサイトにはこっちの方がかっこいいね!
HTML style属性のfilterプロパティを使う
コピーしたGoogleMapのHTMLに対し、style属性 filter
を適用することで、このような視覚的な表現を変えられます。
style属性を付与する場所は<iframe [この部分] src="xxx" 中略></frame>
です。下の画像を参考にしてください。
いくつかfilterを適用した例を挙げてみます。
デフォルト
まずはstyleを適用していない状態です。
グレースケール化(grayscale)
style="filter: grayscale(1)";
のように指定します。引数の値で濃度を調整します。
透明度を調整(opacity)
style="filter: opacity(0.8)";
のように指定します。引数の値は0~1で設定し、0が完全な透明です。
明度を調整(brightness)
style="filter: brightness(0.9)";
のように指定します。引数の値は1以下で暗く、1より大きければ明るくなります。
他にもfilterで設定できる値があるので色々試してみてね。
まとめ
今回のまとめです。
- GoogleMap の共有から地図を埋め込むためのHTMLが取得できる
- 取得したHTMLをブログやHTMLファイルに貼り付けすればOK
- filterプロパティを変更することで、簡単に視覚的効果も付与できる
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