Ubuntu向けバイナリエディタ GHex のインストール方法と使い方を解説

こんにちは、現役エンジニアの inno_tech です。

Ubuntuで おすすめのバイナリエディター をお探しでしょうか？

この記事をみれば、Ubuntu でおすすめのバイナリエディター GHex のインストール方法 と 使い方がわかります。

バイナリデータを扱うならこれ！

本記事は、Ubuntu 20.04LTS で動作確認しています。

GHex ｜ インストール

インストールは簡単で、aptリポジトリからインストールができます。ターミナルを起動し、以下のコマンドを実行します。

# パッケージ情報を最新化
sudo apt update

# インストール
sudo apt install -y ghex

アプリケーションの一覧から検索すると、GHex のアイコンが見つかります。

以上でインストールは完了です。さっそく、アイコンをクリックしてアプリケーションを起動しましょう。

GHex ｜ 使い方

GHexを起動すると、まっさらなエディターウィンドウが起動します。このウィンドウ内にファイルをドラッグ & ドロップ するとファイルを読み込みます。

画面の見方

ファイルが読み込まれると、左側にバイナリデータが16進数で表示され、右側にはその16進数に対応する文字コード表の値(文字列)が表示されています。
また、画面の下半分には、選択中のバイトを10進数や8進数で表現したときのデータも表示されます。

ちなみに、文字化けしている部分は、その16進数に対応する文字が存在しない、ということを意味しています。

例えば、2バイト目にある 0x50 は、ASCIIコード表を参照すると、「上位ビットが5, 下位ビットが0」 なので、これらが直交する位置にある「P」という文字が表示されるわけです。

こうやってコンピュータ上の2進数のデータが、
文字を表現しているんだね。

データの編集

表示されているデータをクリックして選択状態にすると、データの編集が可能です。
初期状態では、上書きモードでデータを書き換えます。

16進数表示の部分を選択すれば16進数で編集され、 文字列表示の方であれば文字列として編集されます。

データを上書きではなく、挿入モードで編集したければ キーボードのInsertボタン もしくは、Edit > Insert Mode をクリックすれば、挿入モードで編集ができます。

表示方法の変更

またデフォルトでは、16進数は1バイト単位で区切られて表示されますが、この区切り単位を変更することもできます。
具体的には、「View > Group Data As」のメニューから、「Bytes(1バイト単位)」「Words(2バイト単位)」「Longwords(4バイト単位)」のいずれかに設定できます。

例えば、Words を選択した場合は、下の画像のように2バイトずつのかたまりで表示されます。確認したいデータのフォーマットによってはこちらの方が見やすいですね。

まとめ

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