【フリーソフト】Linux スクリーンショット作業を効率化 Flameshotを解説

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こんにちは、現役エンジニアの inno_tech です。

Linuxでスクリーンショットを効率的に行うためのフリーソフトをお探しでしょうか?

本記事を読めば、スクリーンショットの範囲指定撮影画像の編集, コピペといった作業を大幅に効率化できるようになります。

本記事はUbuntu 20.04LTS で動作確認を行っています。

もくじ

おすすめのスクショ用ツール Flameshot

Ubuntuの場合、初期状態でスクリーンショットツールがインストールされていますが基本的な機能しかありません。そこでスクリーンショット用ツールとして豊富な機能を持つ Flameshot をおすすめします。

Flameshotでできること

はじめにFlameshotでできることをざっくり紹介します。

  • 範囲指定のキャプチャ
  • ペイント機能(ペン / マーカー / ぼかし)
  • アノテーション機能(ライン / 矢印 / 矩形 / 円形 / 文字)
  • 遅延時間によるスクリーンショットをサポート
  • スクリーンショットをクリップボードへコピー
  • 画像保存機能
  • GUI / CUIの両方に対応

特に画像の編集機能が強力で、マニュアル作成で大活躍です!

以下は公式githubに掲載されているデモ画像の転載です。

https://github.com/flameshot-org/flameshot#features
Flameshot | 機能概要
Flameshot | 機能概要

Linuxだけでなく、Windows, Mac OSにも対応しています。

続いて、インストール方法を解説します。

インストール方法

Ubuntuの場合、aptコマンドでインストール可能です。

sudo apt install -y flameshot

インストールされると、Flameshotのアイコンが追加されます。これをクリックすると起動します。

Flameshot | アイコン
Flameshot | アイコン

続いて、使い方を解説します。

Flameshotの使い方

GUIでFlameshotを使う

Flameshotを起動すると、タスクバー上にFlameshotアイコンが表示されます。

タスクバーのアイコンをクリックし「スクリーンショットを撮る」のメニューをクリックするとスクリーンショットモードに遷移します。

Flameshot | GUI実行方法
Flameshot | GUI実行方法

スクリーンショットモードでは、マウスの左ボタンを押した状態で撮影したい範囲をドラッグします。その後、各種編集ツールが表示されるので編集します。

Flameshot | スクリーンショットの編集画面
Flameshot | スクリーンショットの編集画面

範囲は後で広げたり、移動させたりもできます!

編集を終えたら、クリップボード または 画像として保存のアイコンをクリックすれば完了です。

Flameshot | 保存方法
Flameshot | 保存方法

スクリーンショットをキャンセルしたい場合は、Escキーを押します。

遅延時間が必要な場合

スクリーンショットに遅延時間が必要な場合、ランチャーから実行します。ランチャーはタスクバーのアイコンをクリックし「Open Launcher」をクリックします。

Flameshot | Open Launcherの実行
Flameshot | Open Launcherの実行

ランチャーウィンドウにて、必要な遅延時間を設定し「Take new screenshot」をクリックします。設定した遅延時間経過後、スクリーンショットモードに遷移します。

Flameshot | Launcherの設定
Flameshot | Launcherの設定

Areaのメニューでフルスクリーンショットも撮影できます。

CUIでFlameshotを使う

ターミナルからコマンド入力によりFlameshotを使用することも可能です。よく使用するコマンドのサンプルを紹介します。

# flameshot guiを起動し、即撮影
flameshot gui

# -d [ms] で遅延時間を設定
## 遅延時間 3秒の場合
flameshot gui -d 3000

# -c でクリップボードにコピー
## フルスクリーンショットをクリップボードにコピー(GUIの起動無し) 
flameshot full -c

# ヘルプの表示
flameshot --help

詳しい使い方は公式githubをご覧ください。

応用 | カスタマイズ

自分でiniファイルを用意することで、カラーパレットのカスタマイズを行うこともできます。(GUIの設定ツールでは変更できません)

Linuxの場合 ~/.config/flameshot/flameshot.ini
Windowsの場合 C:\Users{YOURNAME}\AppData\Roaming\flameshot\flameshot.ini というファイルを用意します。

公式githubに iniファイルのサンプルファイルがアップされているのでこれをベースに編集すればOKです。

まとめ

今回のまとめです。

  • Linuxのスクリーンショット用フリーソフトは Flameshot がおすすめ
  • 特にスクリーンショットの編集機能が豊富
  • iniファイルでカスタマイズも可能

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