こんにちは、現役エンジニアの inno_tech です。
PCやUSB, SDデータから削除してしまったデータを復旧する方法 をお探しでしょうか？
間違ってデータを削除しちゃった…と落ち込んでいる人は参考にしてみてね！
本記事は、Windows および Macユーザーの方を対象としています。
データ復旧ソフト EaseUS Data Recovery Wizard Pro を使う
今回は、データ復旧ソフト EaseUS Data Recovery Wizard Pro を使い、データを復旧する手順を紹介します。
公式HP は こちら からどうぞ。
2GBまでのデータなら無料版でデータ復旧ができる優れもの！
EaseUS Data Recovery Wizard Pro ってどんなソフト？
Windows / Mac に対応したデータ復旧ソフトで、ゴミ箱から削除してしまったデータの復旧はもちろん、USBやSDカードの外部デバイス上のデータ復元、壊れてしまったPCからのデータ復元 にも対応したソフトです。
特に注目すべきポイントは 3つです。
- 高いデータ復旧率で信頼性が高い
- あらゆるデータ形式に対して復元が可能
- 復旧可能なデバイスが豊富
高いデータ復旧率
公式HPでは、ディスク上のパーティションが壊れてしまっている場合でもファイルが復元できると謳われており、驚異のデータ復旧率99.7％ だそうです。
さらに、データが復旧できなかった場合の 全額返金制度 を設けており、その自信もうかがえます。
1本持っておけばデータ紛失にも安心できるね！
あらゆるデータ形式に対して復元が可能
基本的に復元可能なファイルの制限はなく、あらゆる形式のファイル復元に対応しています。以下は一例です。
| ファイル種別 | 拡張子 |
|---|---|
| 写真 | JPG/JPEG, TIFF/TIF, PNG, BMP, GIF, PSD, CRW, CR2, NEF, ORF, RAF, SR2, MRW, DCR, DNG, WMF, RAW, SWF, SVG, RAF, DWGなど |
| 音声 | AIF/AIFF、M4A、MP3、WAV、WMA、APE、MID/MIDI、OGG、AAC、RealAudio、VQFなど |
| 動画 | AVI、MOV、MP4、M4V、3GP、3G2、WMV、MKV、ASF、FLV、SWF、MPG、RM/RMVB、MPEGなど |
| ドキュメント | DOC/DOCX、XLS/XLSX、PPT/PPTX、PDF、CWK、HTML/HTM、INDD、EPSなど |
| その他 | Outlook、Outlook Expressなどのローカルメール（PST, DBX, EMLX, etc.）や圧縮ファイル（ZIP, RAR, SIT, ISO etc.）、exeファイルなど |
逆に非対応のファイルを見つける方が難しいレベル
復旧可能なデバイスが豊富
PCの内蔵HDDだけでなく、外部デバイス等、様々なパターンのデータ復旧に対応しています。
| 種別 | 説明 |
|---|---|
| 内蔵デバイス | PCに取り付けられた内蔵HDD, 特定のフォルダーを指定して復旧 |
| 外部デバイス | 外付けHDD、USBメモリー、SDカード、NAS |
| クラッシュした別のPC (※上位エディションのみ対応) | 起動できない別のPCからデータ復元 |
NAS復元に対応しているのは、業界初とのことです！
EaseUS Data Recovery Wizard Pro を入手する
EaseUS Data Recovery Wizard Pro は3つのエディション(Free, PRO, PRO+winPE)に分かれており、エディションによって利用可能なデータの機能が異なります。
詳しい違いは 公式HP から確認ください。
無料で使える Free Edition
無償版である Free Editionでも、内蔵デバイス 及び 外部デバイスの復旧機能は利用できます。
制約としては、最大2GBまでのデータ復旧に制限されること、テクニカルサポートサービス や ソフトウェアのアップグレードが受けられないことです。
こちらのページ からインストーラーを無料ダウンロードできます。
メールアドレスの登録も不要です！
インストール ～ 初回起動までを解説
インストーラーをダウンロード完了後、実行します。すると下記の画面が起動します。
画面右下にある「カスタムインストール」をクリックすると、言語 と インストール先が変更可能です。必要に応じて変更してください。
設定が完了したら、画面中央にある「今すぐインストールする」をクリックするとインストールが始まります。
インストール完了後、自動でアプリケーションが起動します。以上でインストールは完了です。
自分の場合、初回は韓国語設定で起動して少し焦りましたがこれで対処できます！
ライセンス認証(必要に応じて)
無償版からPro版に切り替える場合は、以下の手順を参考にしてください。無償版から簡単にアップグレードできます。
はじめに、画面左下にあるライセンス認証ボタンをクリックします。
ライセンスのプランが表示されるので、必要なライセンスを購入します。
すでにライセンスキーを持っている場合は、画面下部の「ライセンスを入力」から設定します。
正しいライセンスが入力されると、認証完了画面が表示されます。
ライセンス表示が Professional に変わったことが分かります。
インストールが完了しました、ここから実際にソフトを使用してデータ復旧ができるかを検証します。
EaseUS Data Recovery Wizard Pro を使って ゴミ箱からデータ復旧
まずは、Windows上でゴミ箱を空にした状態を用意しました。これにより、WindowsOS上からはファイルの参照が出来なくなりました。
果たしてこの状態からデータ復旧できるのか…
続いて、EaseUS Data Recovery Wizard Pro を起動します。「PC復元」メニュー内から、「ごみ箱」を選択し、「紛失データの検索」をクリックします。
すると、自動でデータファイルの検索が始まるのでしばらく待ちます。
数分後、スキャンが完了しました。結果は… なんとゴミ箱から削除されたファイルが表示されました！
ここまでたったの3クリックという手軽さに驚き
ファイル形式によっては、復元前にプレビューすることも可能です。試しに確認したいPDFファイルを選択し、「確認する」をクリックします。
すると別ウィンドウが起動し、プレビューが表示されました。
内容は隠していますが、確かに表示内容は以前削除したデータそのものです。
問題なさそうなので、画面右下の「復元」をクリックします。すると、保存先選択ダイアログが起動するので、保存先を選択すると復元が完了します。
復元したPDFファイルは問題なく開けました！簡単すぎる！
このほか、Excelファイルの復元も試しましたが、復元したExcelファイルも読み取り・編集が可能な正常データでした。同様に、動画ファイル .mp4 も復元できることを確認しました。
EaseUS Data Recovery Wizard Pro を使って USBメモリーからデータ復旧
続いての検証は、USBメモリーから復元できるか を確認します。USBメモリーはフォーマットし直してファイルがない状態のものを用意しました。
USBメモリーをPCに挿した状態で、EaseUS Data Recovery Wizard Pro の 「SDカード復元」メニューを開きます。
メニュー名は SDカード復元 ですが、USBメモリーもしっかり認識されています。
プルダウンメニューの部分をクリックすると、カメラメーカー等の名前が表示されます。
今回は特にデジカメ用のものではないため、その他 に設定して進めます。
先ほどと同様に、自動的にファイルのスキャンが始まります。しばらく待つと復元可能なファイルリストが表示されました。
自分でもいつ削除したか覚えてないくらい古いファイルもでてきた…
以降は、ゴミ箱データの復元手順と同様に、必要なファイルを選択して復元できます。
いくつか画像ファイル や WORDファイルを復元してみましたが、問題なく復元できていました。
怖くなるくらいすごいソフト！
他の機能も簡単に紹介
NASの復元
「NAS復元」メニューからは、NASを復元する機能が利用できます。今回は試せていませんが、NASの故障時にバックアップがない場合は、EaseUS Data Recovery Wizard Pro を試してみることをおすすめします。
クラッシュしたPCからのデータ復元
「クラッシュしたPCの復元」メニューからは、故障によって起動できなくなってしまった別のPC内のデータを復元するための機能です。
やり方としては、空のUSBメモリーを準備し、 EaseUS Data Recovery Wizard Pro で ブータブルドライブを作成し、これを使うことでクラッシュしたPCを起動させる、というような流れでした。
このメニューに入ると、まずは USBメモリーを選択する画面が表示されます。対象のデバイスを選択し、「作成」をクリックします。
選択したUSBメモリーは、ブータブルドライブとして使用されるようになるため、一度フォーマットされます。データが削除されても問題ないUSBメモリーを用意しましょう。
「作成」をクリックすると、ブータブルドライブの作成が始まるのでしばらく待ちます。
USBメモリーへの書き込みが完了後、USBメモリーを取り外します。
その後、クラッシュしたPCにブータブルドライブを挿し、BIOSからUSBブート優先に設定変更することで、データの復旧準備が整います。
BIOSの設定変更等は、EaseUSのサポートページ で詳しく説明があるので参考にしてください。
サポートが充実していてわかりやすいのもメリット!
今回紹介したソフトはこちらから入手できます。
EaseUS Data Recovery Wizard Pro(Windows版) ⇒ こちら
EaseUS Data Recovery Wizard Pro(Mac版) ⇒ こちら
まとめ
今回のまとめです。
- データ復旧 におすすめの EaseUS Data Recovery Wizard Pro を紹介.
- 内蔵ディスク と 外部デバイス の両方のデータ復旧が簡単なステップでできる.
- 上位エディションであれば、クラッシュしてしまったPCのデータ復旧にも使える.
最後に、 デスクスペースにあると便利な消臭・花粉対策になる空気清浄機はご存じでしょうか？GetNaviの家電大賞も受賞したようです。 もしご存じでなければ、こちらからチェックしてみてはいかがでしょうか。
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