こんにちは、現役エンジニアの inno_tech です。
画像処理開発者である私がおすすめする「画像処理 入門」ともいえる書籍を紹介します。
結論としては 「ディジタル画像処理 [改訂第二版]」(画像情報教育振興協会)がおすすめです。
これを読むだけで初学者でも中級レベルの知識を習得できると思います。
画像処理を学習したい人に絶対おすすめの書籍
それは「ディジタル画像処理[改訂新版]」(画像情報教育振興協会) です!!
今ならamazonですぐに入手可能ですので、一度ご確認ください。
ちょっと値段が高い、、、と感じたは初版の方が価格が安いのでこちらでも十分な知識が得られますよ。
3つの理由
1. 体系的に学習可能
画像処理に関する書籍は数あれど、この書籍は網羅的に幅広い分野をサポートし、1から説明してくれるため初心者でも理解がしやすいです。
画像と色空間の話から始まり、定番のフィルター処理、輪郭追跡処理といった二値画像処理、特徴点マッチング、、、
さらには機械学習の基本的な内容についても触れています。
2. インターネットで簡単には拾えない情報がまとまっている
範囲が広い分、内容が薄いかと思いきやそんなことはありません。
近年ではAIによる画像認識技術が注目を集めることもあり、画像処理に関するネット記事も増えてきました。
しかし本書はインターネット上の記事で紹介されているレベルよりも詳細で、この書籍を読んで初めて知ったアルゴリズムも多数ありました。
本書で知ったアルゴリズムをさらに派生させ、製品実装に至ったこともあります、そのくらい有用なものが公開されています。
3. 図解で分かりやすい
ページ数は444ページで多いように感じますが、イラストや説明図が多く掲載されており、
実際に読むテキスト量はもっと少ないです。
早い人であれば1週間以内に読み切れてしまうと思います。
注意事項
ここまで沢山褒めてきましたが、一つ欠点が!!!
プログラミング(実装)面に関する話はありません。
この本は画像処理でアルゴリズムは学べますが、実際に動くプログラムを組むことはできません。
ですが画像処理を実装するにはプログラミングの知識とは別に、
色/画像/カメラといった知識が必要です。
これから画像処理のエンジニアを目指す方は、この書籍を読んでおかないと遠回りをすることになると思います。
その後プログラム例の付きの書籍を読んだり、有名な画像処理ライブラリであるOpenCVを触ってみるのがのがよいでしょう。
いかがだったでしょうか。
ほかにもエンジニアを目指す方にとって役立つ情報が他のページにもあるかもしれません。
ご覧いただいても、ご覧いただかなくてもどちらでもどうぞ!
この記事がイイねと思ったら、Twitterフォロー か にほんブログ村のどちらかしてくれたら嬉しいよ!
コメント / ご要望