【ほぼ無料のPhotoShop？】画像編集ソフト GIMP 概要とインストール手順(Windows版)

2022 1/22

January 22, 2022

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こんにちは、現役エンジニアの inno_tech です。

今回は、PhotoShopは高くて買っていられない!という方向けに、
「GIMP」という高度な画像編集機能を持つソフト(無料)の機能概要とインストール手順を説明します。

画像のリサイズ(拡大, 縮小)、色調整、レイヤー編集, フィルター(ぼかしや強調)等、一通りの編集機能が揃っています。
Windows標準のペイントにはないような、高機能な編集も無料で使用できますので、ぜひこの記事を参考にインストールしてみてください。

GIMPでできること!

ざっくりこんなことができる!というのを紹介していきます。

RGBカラー/グレースケール画像の作成

RGBカラー/グレースケール画像を作成/編集することが可能です。
一方、CMYKカラースペースの画像は標準では非サポートのようです。

多くの画像フォーマットをサポート

bmp, jpeg, png, tiff, gifといった、基本的な画像フォーマットをサポートしています。
ですので、bmpをjpegに変換してファイルサイズを小さくする、というようなデータ変換的な使い方もできます。

また画像以外にも、PDFや.psdファイル(PhotoShopネイティブファイル)のインポートも可能です。

画像の切り抜き

部分的に領域を選択し、コピーや削除ができます。

画像の変形

下図のように、回転や拡大縮小などの各種幾何変形をサポートします。

塗りつぶし

単色での塗りつぶしはもちろんのこと、グラデーションも簡単に作れます。

にじみ・ぼかし/シャープ・暗室

画像を部分的ににじませたり、ぼかしたりすることが可能です。

にじみツールを使って、ペンギンの顔をにじませてみたサンプルです。

テキストの挿入

文字列(テキスト)を画像中に書き込むことが可能です。
マニュアルの作成などにも便利ですね。

レイヤー編集

複数の画像を重ねて表示する、というようなレイヤー(層)編集が可能です。
レイヤー単位で画像編集をしたり、表示/非表示の制御が可能です。

Inno-Tech-Lifeのロゴとペンギンの画像を重ねて表示した例です。
ロゴの位置を変えたければ、ロゴのレイヤーのみを移動すれば簡単に対応できます。

色変換

トーンカーブや明るさ調整, 彩度調整など、写真編集に必要な基本機能をサポートしています。

フィルター機能

ぼかしや強調フィルターといった、フィルターにより画像を効果的に表現することが可能です。

画像の左半分にぼかしフィルターをかけてみた例です。

細かい機能はほかにもありますが、
大まかにGIMPでできることがイメージしていただけるかと思います。

まずはダウンロード!

GIMPの公式HP – GNU Image Manipulation Program にアクセスし、上部メニューからDOWNLOADをクリックします。

ダウンロードページに移動すると、最新バージョンのダウンロードリンクが表示されるので、
directlyのリンクをクリックします。(BitTorrentの方でもよいです)
gimp-[バージョン名]-setup.exe というファイルがダウンロードされます。
執筆時点(2021/11)では、gimp-2.10.28-setup.exe というバージョンでした。

続いてインストール!

ダウンロード完了後、インストーラー(gimp-[バージョン名]-setup.exe)を起動します。
全ユーザーに対してインストールするか、ログオンユーザーのみかを聞かれますが、
特に支障なければ、推奨とされている「全ユーザー(Install for all users)」を選択しましょう。